Sun Sugar Son Blog
笑ってやる
『檸檬』で有名な梶井基次郎が小説で書いていた事だが、
悲劇的な状況もこちらが一歩引いて、非人間的な視点から
眺めれば滑稽に見えてくるものなのだそうだ。
空爆に巻き込まれて死んだ赤ん坊の遺体に
かぶさるようにして泣き叫ぶ男の姿に、
遠くの荒野を国境の町へ向かって
音もなく不気味に進む戦車部隊の映像に、
大変な事になっとるけども、
決してオンエアはされないんだろうなぁと思いつつ
無用の説明を書き加えているその時に、
白熊の赤ちゃんがどうの
山田まりやの結婚がどうのと、
オンエアされているのを耳にして
あぁ、なるほど、
たしかにこれは一歩引いてみれば、
かなり笑える状況だな
と納得した。
今のバイトを始めて約4年、
飽きもせずクソ真面目に憤慨し続けてきた
こうした状況への対処のしかたが、
最近ようやくわかりかけてきた。
現実から目をそむけるのではなく、
現実に囚われて動けなくなるのでもなく、
現実を笑い飛ばすのが
なんかいいな、と思う。




